オタクとしてこれだけは言っておきたい

オタクが結婚するまでのなんやかんや。

第十一話 オタクに理解は必要か

オタクと恋愛の話なんかをすると必ず出てくるのは
「オタクに理解のある人がいいよね」です。

確かにとても重要なことだとは思うし私はそう思ってました。

さてもうちょっと具体的に考えてみるとどういう人がいいのか?

①俺もオタクだから気持ちわかるよ!イベント?いいよ行ってきな!
②オタク?へーそういうのがあるんだね。大変だね。行ってらっしゃい
③オタクなの?まぁほどほどにね。いつかやめるんでしょ?
④オタク…なにそれ(ドン引き)

ざっくりするとこれくらいのパターンにわけられそうな気がするんですがどうでしょう。
ちなみにうちの両親は④でしたので、オタクという部分の「わたし」にはとても当たりがキツかったですよ。
おかげで、オタクという人種に対してこんなにドン引きする人間もいるのだなと身近で知れたのでいいですけど。
最近なんかオープンなオタク増えてますもんね。
それに慣れすぎるのもなんだかね。と思ったりするので。

さて、④の人を好きになってしまった場合はもう、オタクやめて好きな人を趣味にしてしまうしかないでしょう。
①〜③あたりがいいよね。
うちは多分②と③の間くらいな気がします。

最初からオタクをターゲットとして狙っていく婚活市場もあるんですが、私も行ってみたけど、結局のところオタクで婚活市場に来てるのってコミュ障気味な人が多い(自分を振り返ればわかる)ので、ジャンル違いだと意見の合わない人や、女性に対して勘違いをしている男性なんかもいたりするので、オタクだからといって相手をオタクに絞る必要はないなぁと思いました。

オタクであることって、つまり「オタク趣味に金をかける」という金銭的な意味合いが発生するので、「そんなものにお金かける意味がわからない」という人だと確かに難しいでしょうから、そういう意味ではオタクが相手、というのは価値観が似ていると思いますけどね。

かと言って、オタクに金を使いすぎてデートするお金も無い、クリスマスプレゼントも、誕生日プレゼントも買えない、なんてことになると悲しいし、相手にそれやられても不満な人のほうが多いでしょう。

しかしオタクをいきなり最初からオープンにしすぎるのもどうかと思いますよね。初対面の人なんかだと特に。
そういう時は、まず、一般人にもわかりやすいとこからじわじわ開示しましょう。
私はそうしました(笑)
マンガなんかだと男性も結構読むし、アイドルも有名どころならまあまあわかる人はいるでしょう。
ここで私がよく使った手は、オタクであると遭遇する、「一般人なら出会わない、知らないであろうエピソード」で「確実に面白い」ネタの引き出しを作っておきました(笑)
全然知らない業界の話って聞いてると面白いように、こちらのオタク市場ではこういう面白いことがあるんだよエピソード。
間違っても推しや担当を熱く語らないように(笑)。
普通のリア友とかに話して笑いが取れたら出会いの場にも持っていけるはず(リア友の、笑いの沸点がよほど低くない限りは。笑)

AKBの握手会なんかは、ニュースやなんかで知っていても、実際に行ったことない人のほうが多いので、いろいろ聞かれることはありましたね。
買い方、種類、どういう客層でどういう雰囲気なのか、どれくらい話せるのか、○○ちゃんてかわいいの?とか…
AKBは今は国民的アイドルなのでわりとネタにしやすい。5年前ならアウトだったかもしれないですね。
誰でも割と知ってそうなネタ、って大事!
アレなんの話だっけ。


ちなみにわたしは、30人くらいの合コン飲み会で特撮オタクを2人見つけたことがあるのでそういうこともあります(笑)