オタクとしてこれだけは言っておきたい

オタクが結婚するまでのなんやかんや。

第一話 オタクに何が起きたのか

はじめましての人もそうでない人もこんにちは。

かなんです。

 

ここで書きたいことというのは、

私が結婚するまでに考えたことと、思ったこと、そして実際にあった出来事です。

近年周りのオタク友達にいろいろと聞かれたり相談したりすることが増えたので、

何かの役に立てばという気持ちと、

一度まとめたかったという自己満足で書き綴っていこうと思っています。

 

内容が辛辣かもしれませんが、自分が実際やってみて思ったことや感じたことなのであって、オタクdisではないです。

っていうかオタクですから。今も。笑

 

というわけで、時系列に沿いつつ、脱線しつつ進めます。

少し、いやかなり(悲しい)遡って、私が社会人として働き始めたところから話します。

 

 

私は入社したころそれはもうやる気のない社員で、

その当時付き合っていた彼氏と3年くらい働いたら結婚して辞めるつもりだった。

だけど遠距離だったこともあって、月2ほどしか会えないうえに、新入社員には交通費や宿泊費はなかなかの出費。

少しずつ会うのが億劫になっていた。

でも一番の問題は、途中でジャニーズにはまったこと。

突然大人になってからはまったジャニーズの世界。

コンサート、オフ会、オタク友達。

そりゃあもう楽しかった。学生のときよりはお金もあるし。

 新しい趣味の世界に私は没頭した。

彼からのお疲れ様の電話も、担当が出ているドラマを見ているときにかかってくると、「ちっ」とすら思った。

今思えばひどい話だけれども、ちょうどはまりたての私にはそんなこと見えてなくて、まあ彼とはお別れすることになった。

好き好きの絶頂期でなかったこともあって、そこまで痛手じゃなかった。

私があまりにもつれない態度をとってきたせいか、別れ話のときに

「他に好きなやつがいるんじゃないのか」と彼に聞かれたけど、

内心、(小山慶一郎のことかなあ・・・)と頭をよぎったくらいには余裕だった。

そんなこんなで、フリーとなった私はオタクとして全力だった。

お休みのすべてをオタクごとに注力した。

本命だけでなく、2推し、3推しの現場にもそこそこ通えるくらいだった。

 

 

彼氏が欲しいときにはできなくて、欲しいと思ってないときにできると聞いたことはないだろうか。

私はそれは嘘だと思う。

いや、嘘ではないかもしれないが、オタクには当てはまらないと思う。

彼氏が欲しくなくても、積極的に異性とも遊んだりする人にのみ当てはまる言葉だと思う。

365日、担当や推しのことを考え、CDを買い、チケットを買い、テレビを録画し、うちわを作っている人間に、突然彼氏が降ってくるわけないのだ。

事実、彼と別れてからほとんどオタクごとしかしなかった私にはまったく彼氏なんかできなかった。

休日に男となんて会わない生活。

会社は会社でオタク資金を作る場所くらいにしか思ってなかったので、出会いなんてなかった。

誘われれば合コンも行ったりしたけれども、若かったこともあって、興味ないひとからの連絡なんて無視したりもした。

まあなんとかなるだろうと思っていた。

いつか普通に彼氏ができるだろうと。

 

 

そんなことを思って楽しくすごしてたら、4年くらいすぎていた(真顔)。

もちろん、彼氏はおろか、好きな人もできない状態でそれ。

おっとやばいんじゃねーのかと思い始めたころ、好きな人ができた。

 

続く